絵本データ
- タイトル:えんまのはいしゃ
- 作:くすのき しげのり
- 絵:二見 正直
- 出版社: 偕成社
あらすじ・内容紹介
ほらふき歯医者とえんま様の愉快なお話。
「将棋ばかりして怠けていたな!」
いいかげんな治療をえんま様に怒られた「てんか一のはいしゃ」のお話。
痛くて笑っちゃう絵本です。
『えんまの はいしゃ』の魅力
日本昔話風の、趣のある二見さんの絵ですが、よ~く見てみると、ぎっと睨んだこわい顔のえんま様の歯になにやら黒い虫歯があります・・・。
さらに、手に持っているのは、大王と書かれたあんこがぎっしりつまったどら焼き。
これは読まずにはいられません!
地獄で働く鬼たちは、えんま様をはじめ、それはそれは、いかつくて恐ろしいのですが、そこにやってきた、ほらふき歯医者は、真ん丸メガネにちょびひげと、なんともとぼけたかんじ。
そんな、歯医者と鬼たちとのやりとりが、見た目のギャップと相まって、とにかく笑えます。
鬼たちが歯を抜かれるときのもだえよる様子が、本当にけなげで仕方ない。
感想
親おっとり
歯医者のなんともいえない雰囲気がかわいくていいですよね~
姉おっとり
鬼たちが痛くても、「痛い」といえないところが面白い!
弟おっとり
ぼくも歯磨きちゃんとしなきゃ…
お子さんと一緒に、楽しい読み聞かせの時間を!
コメント