絵本データ
- タイトル:せきとり しりとり
- 作: サトシン
- 絵:高畠 那生
- 出版社: 文溪堂
あらすじ・内容紹介
今回は、サトシンさんの『せきとりしりとり』という絵本をご紹介したいと思います。
この絵本は、お相撲さんの一日をしりとりでつなげた言葉遊び絵本です。
どんな絵本なのか、おすすめのポイントを3つ挙げてみました。
おすすめポイント
1.しりとりが楽しい この絵本は、一文一文がしりとりになっています。例えば、「せきとり、けいこにせいをだす。すごい、なげわざばっちりきまる。るんるんきぶんで……」というように、最後の文字が次の文の最初の文字になっています。これは、読む人も聞く人も言葉のリズムや音に気づかせてくれます。また、しりとりを続けることで、ストーリーが展開していくのも面白いです。どんな言葉が出てくるのか、予想しながら読むのも楽しいです。
2.挿絵が迫力満点 この絵本の挿絵は、高畠那生さんが描いています。お相撲さんの肉体や動きをリアルに表現しています。特に、表紙や取組みシーンはど迫力です。お相撲さんの尻や足や汗が目に飛び込んできます。それだけでなく、表情や仕草も細かく描かれています。お相撲さんの気持ちや性格が伝わってきます。挿絵だけでもお相撲さんの世界に引き込まれます。
3.お相撲さんの魅力が伝わる この絵本は、お相撲さんの生活を描いています。稽古や食事や休息や場所など、お相撲さんの生活や仕事が垣間見えます。お相撲さんは、体重や技術だけでなく、精神力や礼儀作法も大切にしています。その姿勢や努力が感じられます。また、ライバルとの因縁試合では、真剣勝負を見せてくれます。お相撲さんの魅力がたっぷり詰まった絵本です。
感想
ふだんお相撲を見ていなくても、これを読んだらお相撲を見てみたくなるかも!
読み聞かせが楽しくて、何度も読んでもらっちゃった!お気に入り!
表紙のおしり、ちょっと恥ずかしい…
この絵本は、言葉遊びや挿絵やお相撲さんの魅力が楽しめる絵本です。
子どもだけでなく、大人も楽しめると思います。ぜひ手に取ってみてください。
今回紹介したのは絵本『せきとり しりとり』でした。それではー。
コメント